2009年11月23日

Blacky 大改造 その2

Raw Vintageのピックアップ(5661)、サドル、スプリングの三兄弟を早速装着。
まずはスプリングから。

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私はトレモロを使わない人なので、スプリングはいつも5本でガンガンに締めてある。でもせっかくスプリングを替えたので、何となくトレモロを使いたくなる。Eric Claptonモデルって、当のクラプトンさんがトレモロを使わない人なので、ブロックとボディの間に木が挟んであって動かない仕様。なので、その木を取っ払ってみる。で、スプリングをフローティングするかしないかギリギリになるように調整した。

あのね、ちょっとビックリですよ! スプリングだけでこんなに違うの?? って感じ。
まず、とにかく生音がでかくなる。すごいね。しかもスプリング5本張ってるのにアーミングが以外と軽い。

いてもたってもいられず、早速サドルとピックアップを装着。

次いでなんで、配線をWestern Electronicsのビンテージワイヤーにして、Vitamin Qの0.022μを装着。リアにもトーンを効かせたいので、1Volume 1Toneに変更。ハンダもKesterのビンテージを使用。

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完成と。

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ピックアップカバーはちょっとクリーム色のビンテージテイストにした。サドルの駒は、純正に比べるといかにも剛性が高そうなカチッとした感じ。

で、音だが・・・

すっ、すばらしいよ・・・ 涙が出そうだよ・・・ なんていい音なんだ・・・

当然のことながら、Fender Noiselessに比べるとガクッと出力が落ちる。しかしながら、高域の痛さが全くなく、そして抜けがよく、低域もタイト。ピックが弦に当たるときの粘りが音になって出てくる。リア、センター、フロント、そしてハーフトーン、すべてが最高に使える音になった。

みなさん! これは買いですぞ!!!!

2009年11月 3日

Blacky 大改造 その1

もう10年ぐらい使っているFender Eric Clapton Signature Model、通称ブラッキー君。

最初はレースセンサーがついていたが、やっぱりポールピースがないと気持ちが悪いので3つともNoiselessに変更していた。あとはTBXコントロールやらMid Boostやらいろいろついているんだが、全然使わず。

最近、どノーマルなストラトの音が欲しくてしょうがない。ということで、まずはTBXコントロールとMid Boostを潔く取っ払ってみた。でも、このNoiselesstというピックアップ、なんだかいまいちに思えてきた・・・ 枯れた感じは一切無く、今時のきれいな音。う〜ん、どうせならこの際、ピックアップを変えてみよう! と思い立ち、いろいろ検索してみる。

mixiで、NYボストンで活躍中の日本人ギタリスト、バークレー音楽院の講師をされているトモ藤田さん(なんと、今をときめくジョン・メイヤーも教え子だとか!)が絶賛していたのがRaw Vintage。なんでも、Fender初期(スモールヘッド・スパロゴ期)のピックアップを隅々まで再現しているそうな。で、56-61年(所謂メイプルネック期)と62-64年(ローズネック期)の2タイプある。で、いろいろ調べてみると、サドルの駒とかスプリングとかもあって、なんだかすごく評判がいい。

ということで、買っちゃった!

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ピックアップの方は5661をチョイス。さて、どんな音に生まれ変わるのか!?

2009年7月 5日

Valley Arts Custom Pro

我が愛機、Valley Arts Custom Pro。

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USAものじゃなくてValley Arts Japan製。ネックとボディはWarmoth製なり。ヤフオクで木目の美しさに一目惚れして落札。Warmothのネックは結構ヤワだとの悪評があるが、そのとおりw しょっちゅう動く困ったちゃんである。入手したときから逆ぞりで、しかもトラスロッドは一番ゆるんだ状態。しょうがないので、トラスロッドを半分締めた状態でフラットになるように指板を削ってもらった。

ということで、今ではメインギターとなっている。綺麗でしょ?

今まではリアにDuncan TB-5 カスタムを乗っけていたんだけど、コレに変えてみた。

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Duncan SHPR-1 P-Rails。これ、面白いピックアップで、一つでハンバッカー、シングルコイル、P-90と三種類の音が出てしまう。最近会社の音楽部(いわゆる部活ね)でいろんな曲をコピーするので、一本でオールマイティーに対応したかったのだ。ハンバッカーモードは、カスタムに似てるかな・・・ シングルコイルモードも、ちょっとおとなしめの音だけど結構使える。で、一番気に入ったのがP-90。初めて使ったんだけどイイねこれ。ってことで、最近はP-90モードばっかり使っているのであった・・・
 
 

2007年1月 9日

ギターアンプのアッテネーター自作

前回の「Valve Junior」で「アッテネーターの制作方法」に関して質問をもらったので書きます(遅くなりましてごめんなさい >ナナパパ様)。

一番簡単なL型でしたら、このサイトを参考にしてください。抵抗ですが、前回の写真のような白く四角いセメント抵抗を使ってください。20Wタイプを使っておけば間違いはないでしょう。どれだけアッテネートするかによって抵抗値が変わってきますので、上記サイトで計算してみてください。ValveJuniorの場合ですと、
- Speaker and Amp Output Impedance = 4Ohms
- Amplifier Power Output = 5W
です。
「Desired Attenuation」で何DBアッテネートするかを入力して「Calculate Register Values」のボタンを押すと、「R1 Series Resistor」「R2 Parallel Resistor」のところに抵抗値が出てきます。「何DB」と言ってもピンとこないと思いますので、「Speaker Power」で最終Wを確認しながら値を探ってください。私の場合は、0.1Wぐらいにしてます。1Wでも、フルテンにすると凄くでかい音ですので... どんな値でどのくらいの音量になるかはやってみないと解らないので、いろんなパターンで試してみるといいでしょう(セメント抵抗自体はそれほど高価ではありません)。

あと、セメント抵抗自体、結構熱を持ちます。アッテネートすればするほど熱くなりますので、注意してください。間違っても前回の写真のような「裸」状態にしないで下さい。ValveJuniorはもともと5Wですので0.1Wのアッテネートだと、触って「結構熱いな」程度ですが、高出力アンプの場合、下手をすれば(放熱対策をしないと)火事になります。そうなるとセメント抵抗では対応できず、「メタルクラッド抵抗」という放熱対策を施したでかい抵抗が必要になりますし、冷却用のファンも必要でしょう。市販のアッテネーターは、音質もさることながら、放熱対策のために巨大&高価になっているのです。

セメント抵抗が近くで手に入らない場合は、ここで通販してくれます。

最後に繋ぎ方ですが、ここの回路図を見て解らないようであれば、はっきり言って手を出さない方が賢明かと... 素直に市販品を買いましょう。

なお、上記の方法で何らかの不具合が出た場合、当方は一切関知しませんので、何卒自己責任でお願いします!

2006年12月22日

Epiphone Valve Junior

あらら... 気がつけば一ヶ月以上更新なし...
まあ、いろいろとムシャクシャしてて書く気がおきなかったのだが、まあいいや(投げやり)。

ところで、ちまたで噂のこのギターアンプ「Epiphone Valve Junior」。かなり気になってた。日本に入ってきた数が少なかったらしく、そこら中で品薄。なんたって、本格的なクラスAのチューブ(真空管)アンプで1.5万円! そんなアホな! って感じ。とりあえず音を聞くまでは信じないぜ!って感じだったのだが、偶然渋谷のYAMAHAで奇跡的に在庫があって、もちろん試奏。

オイオイ... ほんとに1.5万?? 15万の間違いじゃねーの??

ってぐらいびっくらこいた! チューブ(真空管)ならではの極上の艶々クリーントーンが、これまたビックリするぐらいの音圧で突き刺さる。しかも、何ともいさぎのよい1Vol使用で、12時を過ぎた頃から徐々にナチュラルオーバードライブになり、フルアップになるとこれがもうご機嫌なクランチ! いやーまいった。気がついたら「コレ下さい」と言っていた(笑)

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で、自宅に持って帰って鳴らしてみるのだが、5Wとはいえ、フルアップにするとスゲー爆音! とてもじゃないが近所迷惑なので、アッテネーターを自作した。

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ほんとは定インピーダンス仕様で作ろうかと思ったのだが、めんどくさかったのでふつうのL-Padにした。今回は仮で作ったので、後でちゃんと作り直すつもり。とりあえずフルアップでも近所迷惑にならない程度にはなったかな。ちょっと低音がブーミーなところがあるが、ブースターでゲインアップしてやるとこれがまたいい感じ。

最近流行のハイゲイン系ではないので、若者には魅力はないかもしれないが、ほんとはこういうアンプでピッキングニュアンスの練習して欲しいな。ということでエピフォンに感謝! よくやった!

2006年10月16日

ギター・アンプ Laney VC15-110

先日イケベ・パワーレックに行ったついでにMUSICLAND KEYに寄った。2Fのギター・アンプのコーナーでこんなかわいいアンプを見つけた。

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LaneyのVC15-110というモデル。Laneyといえば、ポール・ギルバート御用達のアンプですな。
10インチ・スピーカーで非常にコンパクトなボディだけど、フルチューブ。どんな音なんだろうと、早速試奏。ノーマルのストラトでの試奏だったが、コレが結構ブリティッシュ。10インチのスピーカーなのでさすがにローは出ないが、それほどクセのない音が飛び出す。クリーン/ドライブの2チャンネル仕様で、クリーンはちょいドライブ気味の歯切れの良い感じ。ドライブチャンネルも、結構歪む。ちょっと粗い感じの歪みだが、変なところにピークがないので、とても使いやすい音。倍音をたっぷり含んだ極上のオーバードライブサウンドが非常に心地よい。で、なんとセンド・リターン付き、チャンネル切り替え・リバーブON/OFFが出来るフットスイッチ付き。これで7万円強って、結構お買い得じゃない? 15Wなので、自宅で小さな音でも十分ドライブできるし、マスターVolをあげると、15Wととは思えない音量が出る。ルックスもいい。

いかん、欲しいぞ!

2006年8月27日

エリクサー・フォスファーブロンズ弦

アコースティック・ギター用の弦、いろいろと浮気したけど今はエリクサーに落ち着いている。エリクサーといえば、コーティング弦の草分け的存在。弦が錆びないように、表面に極薄の特殊コーティングが施されている弦だ。今ではダダリオとかディーンマークレーとかでも同じようなコーティング弦がある。で、少し前まではディーンマークレーのアルケミーってのを使ってたんだけど(押尾コータロー使用で有名)、どうもタッチが今ひとつ気に入らない。音はいいのだが、何か運指時に引っかかる感じがするのと、スクラッチノイズが結構大きい。ってことで、結局エリクサーに落ち着いた、という訳。音もまあまあ無難で、タッチはノンコーティング弦とさほど変わらない感じで違和感がきわめて少ない。

ノンコーティングの普通の弦は、どれだけケアしても1週間も経てば錆びて音質も劣化してしまうが、このコーティング弦、下手すると1ヶ月ぐらい張りたての音が持続する。しかも錆びずにピッカピカ。う〜ん、文明ってスバラシイ。1,700円ぐらいと少々高めなのだが、これだけ保てば逆に安い。

そのエリクサーに、新しくフォスファーブロンズ弦が出たことは結構前から知っていたのだが、今回初めて張ってみることにした。

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フォスファーブロンズだけあって、ブロンズ弦よりきらびやかで品のある音がする(因みに、フォスファーブロンズは通常のブロンズに極少量の燐を混ぜた物)。しかも、ブロンズ弦で見られた「シャリシャリ感」がかなり減って、より通常の弦に近づいた感じ。こりゃいいね! これからはデフォでこれだね!

2006年8月22日

私のギター その4

所有アコースティックギター紹介2本目。TACOMA ECM38C Limited Edition。

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30万円で購入。所有するMartin OOO-28ECとはキャラクターが全然違う音なのだが、これもまたウットリするぐらいいい音。きらびやかで、繊細で、それでいてボリューム感たっぷり。タコマのギターは総じて良く鳴るのだが、このギターもビックリするぐらい良く鳴るし、バランスといい音の立ち上がりといいスバラシイの一言。そうえいばこのモデル、御大チャーがCMで使用してたっけ。

 ・トップ/シダー単板
 ・サイド&バック/ホンジュラス・マホガニー単板
 ・フィンガーボード&ブリッジ/エボニー
 ・ネック/マホガニー

トップに使われているシダー(杉)だが、なんと湖の底に2500年も沈んでいた木を使っているそうな。ホンマかいな... また、「Limited Edition」と名前がつくように、全世界で100本限定のモデルなのである。


 ところで...............


実はこのギター、とんでもないトラブルを抱えている。塗装が浮いてきてしまっているのだ!(写真参照)

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「なんでやねん!」って感じでいろいろと調べてみたところ、「タコマ・ギターの塗装剥離」という症状が結構問題になっているらしい。某2ちゃんねるやmixiでも意見・不満の声が飛び交っていたりする。タコマはアメリカのメーカーなので、当然アメリカで作られている。しかし、日本の気候に塗装が合わず、塗装が木と剥離してしまうらしいのだ(タコマは高級ギターには珍しくポリ塗装)。アメリカではこの問題は起こっていないそうだ。まったく冗談じゃない! 易々と諦められるほど安いギターじゃないぞ!

リペアショップで再塗装すると、軽く8〜10万円はしてしまう。しかしこのままにしておくのはちょっと... と、思い悩んでいたところ、mixiのTACOMAコミュでナイスな情報がっ! なんと、この問題に対して、タコマ自身が無償で直してくれるとのこと! 助かった〜! 早速輸入代理店のキタハラ楽器へ。社長の親切・丁寧な対応に感動しつつ、晴れて我がTACOMA ECM38Cはアメリカへと旅立つこととなりました。塗装修理にはなんと4〜5ヶ月もかかるそうな。ただしこの無償塗装修理、以下の条件がある。

 ・キタハラ楽器の保証書があること
 ・所有者がファーストユーザーであること

私はクリアしているので問題ないが、中古で買ってたりしてたらアウト。残念ながら自力で直すしか道はない。もし条件に合致する場合は、購入店かキタハラ楽器に連絡すべし。購入店で埒があかない場合は、直接キタハラ楽器に電話した方が早そうだ。もの凄く親切に親身に対応してくれる。

無事に帰ってきておくれ〜 達者でな〜

ということで、ギター紹介のつもりがトラブルレポートになってしまった...orz

2006年2月27日

私のギター その3

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実は私、エレキギターより、なぜかアコースティックギターの所有本数が多い。そのウチの一本、Martin OOO-28ECを紹介。ECとは、あのギターの神様「エリック・クラプトン」のこと。つまりはエリック・クラプトンモデル。26万で手に入れた。

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角張ったヘッド、オープンギアのペグ、ダイヤモンド・ポジションマーク、ヘリンボーン(杉綾模様)インレイ、鼈甲ピックガード、三角ネックと、いわゆる「プリウォー・モデル」を再現した、なんとも渋いヤツ。トップ板も飴色で、しっとりとした重みを感じさせる。

で、このギター、とにかく鳴る鳴る! こんな小さな薄いボディーのクセして、やたら鳴る。マーチンって、新品のD-28とか弾いても、「あれ? こんななの?」ってぐらい鳴らないのが多いんだけど、このモデルは格が違う。まあ、スキャロップド・ブレーシングと薄いトップのおかげなんだろうけど、いつまでも弾いていたい心地よさがある。あと、ネックが通常のOOO-28より広い、OMシリーズと同じナット幅になっている。これもまた弾きやすい。

で、20フレットにエリック・クラプトンのサイン入りw でも、知らない人はなんだかよく解らないと思う。っていうか、言わなきゃわかんないね。

あと、やっぱり作りは丁寧。さすがって感じ。このギターは、ずーっと持っていたい、超お気に入りの一本なのである。

2005年12月10日

アカイが破産

あの音響機器メーカー、アカイが破産手続きを開始したそうだ。

アカイといえばサンプラーで一時代を築きましたな。昔は欲しくて欲しくてたまらなかったけど、高くて買えなかった。やはりこの破産は、DAW(Digital Audio Workstation)の普及も原因の一つだろうか。サンプラーに続く主力商品を送り出すことが出来なかった故の、この結末。残念なニュースだった。

2005年11月20日

私のギター その2

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Fender USA Eric Clapton Signature Stratocaster。長い名前ですことw 要はフェンダー・ストラトのクラプトンモデルである。といっても、カスタムショップやマスタービルダーものではなく、普通の市販モデル(?)。

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「シグネイチャー」というぐらいだから、ヘッドにはしっかりとクラプトンのサイン入りw コレをカッコイイと取るかダサイと取るか... 実は私、クラプトンのシグネイチャーモデルを2本所有している。もう一本はMartinのOOO-28EC。そう、アコギ。それにもしっかりサイン入りw 単なるミーハー? (ちなみに「BLACKIE」は、クラプトン所有ストラトの愛称)

このストラトも、ご多分に漏れずノーマルではない。最初はピックアップがレースセンサーだったんだけど、やっぱ見た目がねぇ... のっぺらぼうであまり好きではなかった(音は好きだったけどね)。で、二代目クラプトンモデルはNoiselessピックアップが搭載されていたので、我慢できずに同じピックアップをヤフオクで落とした。ついでにピックアップカバーをホワイトからクリームに変更して、ノブ類も同色に変更。上の写真じゃ解りづらいけど、色合い的にはかなり気に入っている。まあ、少しぐらいはオリジナリティを出さないとね。その後、リアのパワーがもう少し欲しくて、ジェフ・ベックモデルに搭載されているNoiseless "HOT"に変更(コレもヤフオク)。

クラプトンはトレモロを使わないことで有名で、このモデルもはじめからトレモロブロックに木が挟んであって、完全に動かなくなっている。私も使わないので問題なし。

で、内部配線はベルデン、ハンダはKester44に変更。トーンコンデンサーはスプラグ・ビタミンQの.022μ。ミッドブースト回路も伴って、ストラト(シングルコイル)のくせに、やたら野太い音w 超お気に入り。現在私のメイン・ギターである。

(でも、出来ることならマスタービルダーものが欲しいよ〜)

2005年11月 7日

2005楽器フェア

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パシフィコ横浜で行われた2005楽器フェアに行ってきた。
実は、楽器フェアに行くのは今回が初めて。仕事柄、東京ビッグサイトで行われる他業種の展示会にはよく行くのだが、それに比べれば規模は小さいものの、大中小各メーカーがひしめき合って、会場は熱気に包まれていた(爆音にも包まれていたw)。

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会場は壁で二つに仕切られていて、「Acoustic関連」と「Electric関連」に別れていた。Acoustic関連の方には、管弦楽器やピアノ、アコギ、クラシックギターを始め、リコーダーやハーモニカといった、所謂アナログ楽器が展示されていた。中には見たこともないヘンな楽器やメーカーがブース1コマで展示していた。アコギでも試奏しようかな、と思ったけど、あまりに高いギターばかりなので、小心者の私は躊躇してしまった...orz まあ、結構うるさい環境だったので、弾いても音がわかんないだろうけど。

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YAMAHAのブースに行ったら、あの名器L・LLシリーズ(写真)が展示してあった。しかも「お兄さん自由に触ってもイイのよん」とばかりに、椅子まで用意してある。「これは弾かねば!」ってことで早速試奏。最近のL・LLはカッタウェイモデルなんてあるのね。知らんかった。


「(おっ、こんな豪華装飾なのに15万円か、Lにしてはリーズナブルだな... どれどれ、弾いてみるとするか、ポロ〜ン... !! げっ!150万だった!)」

YAMAHAの人
「如何ですか? いいでしょ?」


「あはははははは....(如何ですかって言われたって... そういえばハカランダ・サイドバックって書いてあったな...)」

YAMAHAさん、普通に置きすぎだよ...

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次にElectric関連へ移動。

実は今回一番楽しみにしていたのが、ギターアンプ・シミュレーターの試奏。まずはNative InstrumentsのGUITAR RIG2。デモ演奏をしていたのでずっと見てた(写真)。実際に試奏してみたんだけど、Marshall JCM800のアンプモデルがとてもよかった。使えそうな音。JCも、コーラスのかかり具合がJC120にとてもよく似てて気持ちいい。あのシンセみたいなモジュレーションはどうでもいいけど、全体的に気に入った。コレは買いかも。新しいコントローラーも頑丈で格好良くなってた。

次にWaves GTRを試奏。これは私的にNG。音が綺麗すぎて面白味に欠ける。若干ライン臭さが残ったような音だった。クランチ〜オーバードライブ系はまあまあだったけど、ハイゲイン系はダメダメ。あのWavesが送り出したシミュだっただけに、少々がっかり。

本当は一番試したかったのがIK MultimediaのAmplitube2だったんだけど、今回はデモ展示なし。がっくし。やる気あるのかIK!

ということで、楽しい一日だった。帰り際によだれが出ていないか確認した私なのであった。

2005年10月27日

私のギター その1

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ギターが趣味とか言っておきながら、ちっともギターの話題がなかった...
ということで、私のギター紹介第一弾。偽フェ○ダー・ストラトキャスターを紹介w
なんとこのギター、パーツのほとんどをヤフオクで落札した、「つぎはぎギター」なのであります。ベッコウ柄のビックガードとネジ類を御茶ノ水のパーツ屋で買った以外、全部。

ネックは古いP-Projectの22Fローズ。アールもフラットめでフレットも結構残ってて、コンディション的にも良かったけど、少々薄めのネックで握りはあんまり好きでない。で、ヘッドのロゴを削ってフェ○ダーのデカールを貼り、上からラッカー吹いて磨いた。結構イイ出来。ペグはGOTOHのマグナムロック。弦をロックして、チューニングを安定させるって機構の付いたペグなんだけど、これ、チューニングしづらくてあんまりイクナイ。普通のクルーソンにしておけばよかった...

ボディは古いフェンダー・ジャパンのラッカー塗装物。アルダーだと思う。フェンジャパはほとんどポリ塗装なので、ラッカーは珍しい。クリーム色なんだけど、焼けちゃって所々ムラあり。全体的に傷まるけ。また、前オーナーが知らずにゴム製のスタンドに立てかけていたらしく、ラッカーと反応してエンドピン周辺の塗装がボコボコになってた。でも、そこがカッコイイんでないの?

ピックアップは、リア&フロントがDuncan JBジュニア。あの有名なハンバッカーDuncan JBのシングルコイルサイズ版ですな(ジェフ・ベックモデルとして有名だけど、ちなみにJBはジェフ・ベックの略ではなくてJazz & Bluesの略だそうな)。でセンターがFender Noiseless。所有しているECシグネイチャー(別に紹介します)から取っ払ったものを使用。ハーフトーンにするとタップになる配線になってる。で、内部配線はすべてベルデン、TONE回路のコンデンサーはスプラグ・ブラックビューティーの.033μ/200V。これまた素晴らしい! ボリュームポットにはハイパスのコンデンサー入り。ハンダはKester44。懲りまくってますな。あはは。以上細かいパーツも全部ヤフオクで落とした。

トレモロはフェンダー・ジャパン製。どうせアーム使わないし... スプリング5本入れて、完全に固定しちゃってる。

で、せっせと組み立てて、最終的なネック調整・フレットすりあわせを、中野にあるPINEというリペアショップに依頼。完璧に仕上げてくれた。

で、肝心の音は... 結構気に入ってる。若干サスティーンが少なめだけど、割と腰のある音してる。そして、なんと言っても色の組み合わせが気に入ってる。前から「ローズネック、クリームボディ、ベッコウピックガード、ホワイトアッセンブリ」ってのが欲しかったのだ。

かかった費用は、なんだかんだで5万円ぐらいかな?(調整含めると6.5万) 結構お得でした。でも組み立て調整が大変...

2005年10月24日

Laox楽器館

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昨日、CD-Rのメディアを買いに秋葉原へ。
TX(つくばエキスプレス)は、もう4回ぐらい乗ったので目新しさもなくなっちゃったけど、しかしまあアキバの昭和通り口もスッゲー変わりましたなぁ。ちょっと前までは、昭和通り口なんて日比谷線を使う以外は行かなかったし(あと、ココイチ食いに行くときとか)。小汚かったしね。駅の周辺はなんだか近代的になっちゃって、アキバらしくない(笑。とかいいながら自分は「あきばおー」に用があったのである...

で、「そういえばアコギの弦が無くなってたな」ってことでLaox楽器館に行ったら、あらまあ、店の名前が「music vox」に変わってるじゃん! 前にあった「ギターを持ったバニーちゃん」がいなくなっちゃった。といっても、店の中は配置換えしただけで前と変わらなかった。唯一変わったのは1Fの奥に小さなステージが出来てて、私が行ったときにはヘンなじいさんがドブロとハープで「モジョ・ワーキング」を唸ってた。やるな、じいさん。

2Fのギターフロアを覗いたら、Koch(コッホ)のギターアンプが置いてあった。音聞いたこと無かったので試奏しようかなーと思ったけど、お客多すぎでやめた(意外と小心者... orz)。