2009年1月18日

Dr.Z Carmen Ghia その3

じっくりと作っていたDr.Z Carmen Ghia君、とうとう完成。

ダイモって、味があって好きなのだ。最近のお気に入り。いかにも自作って感じがGood。
さて、肝心の音の方だが、これはいい! 一発で気に入った! 前回紹介したYoutubeと同じような音が出て、ちょっと感動。ちょっとトレブリーなんだけど、芯がある音。なかなか表現がしづらいけど、非常に独特な音。あまり歪んでいないようで、実際結構歪んでる(?) ずっと弾いていたくなる非常に心地いい音。これは、前回作成したMatchless Lightningより好みかも・・・

早速音をUPします。録音環境はいつもの通り、自作のアッテネーターををかませて、Marshall 1912(セレッション Vintage30 12インチ一発)キャビにShure SM57のオンマイク。ギターはシングルコイルのストラト。

まずはVolume9時&Tone12時。





次にToneはそのままで、Volume12時。





Volume3時。





Volume3時で、自作のKlon Centaurでブースト。





なかなかイイんでないの? かなり気に入ったよ! ジャリッとした歪みが心地いいね。是非とも大音量で鳴らしてみたい。

いや〜、真空管アンプ作りは楽しい! 次は何を作ろうかな・・・
(といいながら、次に作るのはもう決まってたり・・・)

2009年1月10日

Dr.Z Carmen Ghia その2

さて、のんびりと作成しているCarmen Ghia君ですが、順調にすすんでおります。

今回も、Matchless Lightningの時と同様に2Uラックマウント仕様で作ることにした。しかしまあ、毎度毎度穴あけは苦労する。特に、大きなホールソーを使うとドリルのバッテリーがすぐなくなる。充電しながらだと、ほぼ一日がかりだ。そして今回、パワートランス用の四角い穴開けように、ハンドニブラーを導入。しかしこれ、とてもきれいな仕上がりなのだが、かなりの重労働。手が痛くてたまらないし、時間もかかる・・・ こんなことなら、小さな穴をたくさん開けてニッパーで切って、ヤスリで仕上げた方が早いような・・・

パワートランスは、ヤフオクで安く落としたSANSUIの300V-0-300Vを使用。出力トランスはこれ

真空管は、回路図の指定通り、プリ部にJJのECC83S(12AX7)、フェイズインバーター部にGEの5751、パワー部にはヤフオクで安くゲットしたGroove TubesのEL84Sのレート5を使用する。

ということで、すべての穴を開け終え、パーツを装着。

前回のMatchless Lightningは回路図通りに作ったのだが、今回のCarmen Ghiaはちょっと改造してみる(といってもたいした改造ではないが・・・)

 1.INPUTをHigh/Low仕様に
 2.スタンバイスイッチの追加
 3.Master Volumeの追加と、Master VolumeのON/OFFスイッチ追加

1に関しては、1MΩの抵抗を入れるか入れないかだけなので超簡単。2も簡単。3に関しては、Xotic MODで有名な改造なんだが、素人の私にはどこに入れたらいいかさっぱり・・・ いろんな回路図を参考にしながら検討したがいまいち自信がない。ということで、いつもお世話になってるライブハウスのオーナーに相談。このオーナー、なんと国内メーカーのギターアンプを設計した事もあるスゲー人。アドバイスを受けて、挿入ポイントを決定した。ただ、オーナー曰く「このアンプはプリ部ではほとんど歪まないので、Master Volumeつけたら歪まなくなっちゃうよ!」とのこと。ということで、Master Volumeをキャンセルしてスルーするスイッチをつけることにした。

さて、そんなこんなで時間が空いたときにちょこちょこと配線して、やっと完成。

さて、音が鳴るのか? ドキドキ・・・

2008年12月15日

Dr.Z Carmen Ghia その1

調子に乗って、自作ギターアンプ第二弾!
自作アンプ2代目はこれ。

DS00379144.jpg

Dr.Z Carmen Ghia。男らしいですな。1ボリューム 1トーンの18W!
たまたま回路図&レイアウト図を見つけたのと、Youtubeで見たのがエラいいい音だったので作ることにした。

回路図とレイアウト図はいつものようにココ。いつもお世話になっとります。

レイアウトがあまり美しくなかったので、自分で組み直して、早速基板作成。

ってことで、今回はのんびりゆっくり作ることにしよう。