2009年1月10日

Dr.Z Carmen Ghia その2

さて、のんびりと作成しているCarmen Ghia君ですが、順調にすすんでおります。

今回も、Matchless Lightningの時と同様に2Uラックマウント仕様で作ることにした。しかしまあ、毎度毎度穴あけは苦労する。特に、大きなホールソーを使うとドリルのバッテリーがすぐなくなる。充電しながらだと、ほぼ一日がかりだ。そして今回、パワートランス用の四角い穴開けように、ハンドニブラーを導入。しかしこれ、とてもきれいな仕上がりなのだが、かなりの重労働。手が痛くてたまらないし、時間もかかる・・・ こんなことなら、小さな穴をたくさん開けてニッパーで切って、ヤスリで仕上げた方が早いような・・・

パワートランスは、ヤフオクで安く落としたSANSUIの300V-0-300Vを使用。出力トランスはこれ

真空管は、回路図の指定通り、プリ部にJJのECC83S(12AX7)、フェイズインバーター部にGEの5751、パワー部にはヤフオクで安くゲットしたGroove TubesのEL84Sのレート5を使用する。

ということで、すべての穴を開け終え、パーツを装着。

前回のMatchless Lightningは回路図通りに作ったのだが、今回のCarmen Ghiaはちょっと改造してみる(といってもたいした改造ではないが・・・)

 1.INPUTをHigh/Low仕様に
 2.スタンバイスイッチの追加
 3.Master Volumeの追加と、Master VolumeのON/OFFスイッチ追加

1に関しては、1MΩの抵抗を入れるか入れないかだけなので超簡単。2も簡単。3に関しては、Xotic MODで有名な改造なんだが、素人の私にはどこに入れたらいいかさっぱり・・・ いろんな回路図を参考にしながら検討したがいまいち自信がない。ということで、いつもお世話になってるライブハウスのオーナーに相談。このオーナー、なんと国内メーカーのギターアンプを設計した事もあるスゲー人。アドバイスを受けて、挿入ポイントを決定した。ただ、オーナー曰く「このアンプはプリ部ではほとんど歪まないので、Master Volumeつけたら歪まなくなっちゃうよ!」とのこと。ということで、Master Volumeをキャンセルしてスルーするスイッチをつけることにした。

さて、そんなこんなで時間が空いたときにちょこちょこと配線して、やっと完成。

さて、音が鳴るのか? ドキドキ・・・

comments

はじめまして、やまたけと申します。
突然、こんなコメントをして、何なんですが、実は、私も、参考にさせていただいて、作り始めました。が、このトーンコントロールって、右に回すと、低音が増え、左に回すと、高温が増えませんか?これって、普通の逆じゃないですか?どこか間違ったのかなぁ?

  • やまたけ
  • 2009年9月23日 00:28
      
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