2006年1月31日
2006年1月29日
本日の夕飯
2006年1月26日
ブライトリングよ、達者でな
さて、故障してしまった我が愛しのブライトリング・クロノマット。妻と殴り合い罵り合いの末(嘘)、オーバーホールすることに決定! 本日銀座の「STUDIO BREITLING」に出した。
この「STUDIO BREITLING」ってのは、メンテナンス・修理を実際に行ってる所。あと、メンバーズ・サロンがある。正規代理店で購入すると、自動的に「CLUB BREITLING」のメンバーになって、いろいろな特典がある。オーバーホールも定価6万円の所、半額の3万円で出来たりする。私のクロノマットは並行輸入品なので、6万円(泣)。で、メンバーしか入ることの出来ない部屋が「メンバーズ・サロン」である。当然私は入れない(号泣)。
入り口が凝ってて、SFチックな自動ドアの前に立つと「ぷしゅ〜っ」って音が鳴って開く。中はカウンターのみで、愛想のいいオネーサンがお出迎え。あれこれ故障の内容を伝え、今回ついでにオーバーホールすることも伝える。
「購入して8年もオーバーホールしていないと、交換部品がでる可能性が高いですね」
とにこやかに言うオネーサン。ということで、6万円+αになってしまいそう… マヂかよ…
さらに、バラしたついでにケース・ベルトをピカピカに磨いてくれるオプションがあるそうな。1万円也。
店「オプションどうしますか? 皆さん、あまりの綺麗さにビックリされますよ!」
俺「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(考え中)」
俺「……やめときます……orz……」
このオプションも、正規ユーザーの場合は半額の5千円だそうな。チクショー!
オーバーホール、2ヶ月もかかるそうな。結構かかるのね… それまで腕時計なし。実家においてあるスウォッチでもはめてよーかな…
あと、部屋の隅にガラス窓があって、中で修理・メンテをしている所を見ることが出来る。「ほんとにここでやってんだぁ…」って感じ。さすがに写真は撮らなかったけど。
早く無事に戻っておいで! 愛しのブライトリングちゃん………
2006年1月24日
我が愛しのブライトリング...orz
我が愛しの腕時計、ブライトリング・クロノマット。35万円也。購入してかれこれ8年が経つ、お気に入りの腕時計だ。
この時計、オートマチックと呼ばれるゼンマイ駆動で、人がはめて動いていないと止まってしまう。しかも、クロノグラフ。ストップウォッチとか針とかがいっぱいついている。この小さなボディの中に、精密に動く歯車やらがぎっしり詰まっている。男の子にはなんとも堪らんメカである。
大昔、スウォッチのオートマチックモデルを買ったときに書いてあった言葉が忘れられない。
「この時計はあなたが止まると止まります。あなたが動けば動きます。あなたと共に時を刻み続けるのです...」
かっ、感動した(泣)。オートマチックって、なんてかっちょいいんだろう...
前置きはこのぐらいにして、今朝、日課になっている時間合わせ(オートマチックは、クオーツに比べれば時間がずれる)。土日の東京は雪だったので、どこにも出かけず、また昨日月曜日は胃腸風邪でダウン。時計を3日はめていなかったので、案の定止まっていた。で、ぐりぐりとリューズを回して時間を合わせようとしたら... ? 途中で全く進まなくなっちゃった! おまけにリューズがどんどん外に出てくる! げげっ! やべっ!
壊 れ た ! が ー ん
本日昼休みに、銀座のブライトリングショップにいって、状態を説明。
店「このぐらいなら、1万円前後で直せると思いますが... お客様、オーバーホールはいつされましたか?」
俺「買ってから8年、一回もしてません」
店「それはだめですね。3〜4年に一回はオーバーホールしないと、油ぎれを起こしてますよ」
俺「いくらかかるんですか? オーバーホール」
店「並行輸入品ですので、6万円になります」
俺「…」
修理だけにしておくか、この際オーバーホールするか... しかし、6万円は高いなぁ〜 正規代理店で買っておけば、3万円ですむそうな。買った当時、そんなこと知らなかったしな...
どうしようかなぁ... 金無いしなぁ...
2006年1月20日
「トワイライト」 重松清
重松清は、私の大好きな作家。特に親子物は涙なしでは読めない。また、誰もが経験する少年・少女時代を、何とも「いいところをついてくるなあ…」という感じで描く。この「トワイライト」も、少年・少女時代に抱いた自分の未来と現実のギャップを、「そうだよな〜」と身につまされるエピソードで綴っている。
小学校時代に埋めたタイムカプセルを、30代後半になったクラスメイトで掘り起こす。未来の自分に宛てられたものは? そして現実は? 読んでいるこちら側も、実に「アイタタタ...」といった感じだ。本のタイトル通り、黄昏れてしまった30代後半の登場人物たちが、過去の自分から届いたメッセージを受け、何を考え、さらに現在から未来へ何を願うのか? 何を望むのか? 何を残すのか...
私も登場人物たちと同年代であり、読んでいて身につまされるというか、悲しくなってきた(笑。「初心忘れるべからず」とは言うが、「生きていく上でのモチベーションの維持」は、なかなか難しいのが現実。読み終わった後、ダラダラと生活してしまっている自分に対して「ちゃんとしろよ!」と言いたくなる小説だった。
同著書の「疾走」や「流星ワゴン」なんかの派手さはないが、私は好きな作品だ。
2006年1月 9日
「白夜行」 東野圭吾
久しぶりに分厚いのを読んだ。ここまで厚いと、読みにくくてしょうがない。上下巻に分ければいいのに…と思うが、たぶんキリの良い所がなかったのだろう。電車の中で立ちながら片手で、なんてことは無理。まあ、京極夏彦の「鉄鼠の檻」(旧版)なんかに比べればかわいいものだが…
東野圭吾は、前回読んだ「時男」が最高によかったので、今回の「白夜行」もかなりの期待を持って読んだ。結果は◎。これはおもしろい!
この小説は純愛ストーリーだと思う。「だと思う」なんて、何で断定できないのかというと、この小説、なんと、主人公の男と女が直接会話をしたり絡むシーンが無い。しかも、主人公の男女の関係は、登場する刑事の憶測でしか語られていないのである。2人の主人公の物語が別々に進んでいくのだが、そこに関係が、チラチラと見え隠れするだけ。でも、読んでいる側は、刑事と同じように憶測をたてながら読んでしまっている。
まあ、この手の小説にありがちな、「そんな完全犯罪、次々と成功するはずが無かろうに…」というところはあるのだが、その犯罪手法というのが、インベーダー・ゲーム、パーソナル・コンピューターの登場から、ネットワーク、IT社会といった一連の時代の流れを逆手にとる、なんとも「ニヤッ」とさせられるやり口なのだ。
確かに長い物語なのだが、ぐいぐいと引き込まれていく展開は、さすがだ。超おすすめ。
そういえば、今週にもTVドラマがスタートするようだ。あのTVドラマ版セカチューの綾瀬はるか&山田孝之コンビ。セカチューの印象があまりにも強すぎるので(泣きました。ハイ。)、「白夜行」の「一見さわやか・実はドロドロ」な話にあうのかどうか… まあ、見てのお楽しみ、ということで。
(そういえば、TV版セカチューも、小説とは全然違ってたな… とか思いながら)