2009年3月15日
Thundertweak Heavywatter(1W 真空管アンプ) 4
パーツ装着が完了したところで、早速配線に移る。
線材はいつものように、信号ラインにはBelden8503、電源ラインにはBelden8522(18AWG撚線)を使用。特にノイズが乗りやすい部分にはマルチケーブルをバラしたシールド線を使用する。
真空管はプリが12AX7、パワーが12AT7のパラシングル構成。ちなみにver.1はパワーが12AU7になってる。配線は、出来るだけ信号ラインと電源ラインを近づけないように配慮する。特にヒーター配線は、宙に浮かせて配線してある。
ということで、完成!
自宅で使用するので、このままトランス・真空管はむき出しのまま。SPアウトもMarshall1912でしか使わないので8Ωオンリー。うん、綺麗に出来たぞ! 結構慣れてきたかな。
さて、キンチョーの音だし。
サンダーでヘビーということなんで、やっぱハイゲイン系なんだろうなぁ・・・ と予測していたのだが、
その通り!w
クリーンなんて全然出ないw ゲインをどこに回しても歪んでる! ある意味清い。
それと、1WでもMasterフルテンは無理。せいぜい9時ぐらいまでしか上げられないのだが、それでも十分すぎるぐらい歪んでくれる。このアンプ、ブースターいらんですよ。単体だけで充分。トーンは、いわゆるギターのトーンと同じハイカット系。左に回すとモコモコになる。私は1時ぐらいがいい感じ。
早速録音した。環境はいつもの通り、SM57からAudio I/Fを通してCubaseSX3で録音。ギターはValley ArtsのS-S-H。キャビはMarshall1912。
まずはGain 9時、Tone 1時、Master 9時。
1Wでも、やっぱちゃんとチューブドライブの音(当たり前か・・・)。
次にGain12時、Tone 1時、Master 9時の音。
歪むねぇ。私の好みとしては、このぐらいがちょうどいい歪みだ。うん。
最後にGain3時、Tone 1時、Master 9時の音。
おおっ、立派なハイゲイン系ですなw ついつい激しいリフを弾いてしまうw ブースターを色づけ程度にかませるとイイかもね。
ということで、立派なおうち用練習アンプが出来た。満足満足!
ちなみに、レイアウト図とかほしい方は、コメント欄まで(今まで作ったエフェクター・アンプもね)。