2009年3月 8日
Thundertweak Heavywatter(1W 真空管アンプ) 2
さて、基板へのパーツ取り付けに入るとしよう。
1/2Wの抵抗はにXiconのカーボン・コンポジット、コンデンサはMalloryを奢る。東京出張のついでに桜屋電機さんにて購入。電解コンは日本ケミコンのKMG。これは三栄電波さんで購入。高耐圧の電解コンと言えば両リードタイプのをよく使うのだが、今回は省スペースにするために縦型を使った。
電源トランスは春日無線のH17-04211を使用。回路図では2次側が250Vの指定なのだが、250Vで小型のものは探しても全然無い。しょうがないので、130V-0-130Vをセンタータップを使わずに260Vで使用し、抵抗で電圧を下げることにした。80mAあるので余裕なのだが、小型なところがイイ。
次に出力トランスだが、回路図では1次側が50kΩになってる! そんな出力トランスは一般的には無い。いろいろと調べているうちに、コレはスプリングリバーブ・ドライバー用のトランスであることが判明。海外のコミュニティーでは、「Hammond 125Aをセンタータップ無しで使え!」とあったので探したのだが、日本でコレを売っている所はほとんど無い。で、いろいろ探しているうちに見つけたのが、Hammondの日本代理店であるクラシック・コンポーネンツさんだった。アキバに店を構えているのだが、通販もしてくれる。このお店、真空管に興味のある方は是非店に足を運んでほしい。店の扉を開けると、店中真空管の海! とんでもない! で、お店の方に話を聞いてみると、現在Hammondのトランスは価格が高騰しているらしく、しかも125Aはその上位モデルの125Bより値段が高くなってしまっているようだ。まあ、3Wか5Wの違いなんで、125Bを買うことにした。コレを書いている今、クラシック・コンポーネンツの通販ページを見ていたら、なんと販売中止になっていた・・・ あのとき買い占めておけば良かった・・・ この125シリーズ、端子の組み合わせによってインピーダンスが可変出来るようになっていて、なかなかユニークだ。本来はプッシュプル用の22.5kΩ/8Ωなのだが、センタータップを無しにして54kΩ/8Ωで使用する。ピンの組み合わせは4-5。
ケースはLEADのP-12を使用。もう少し小さいケースにしたかったのだが、コレが限界っぽい。
さて、すべてのパーツがそろって、基板が出来上がったところで、早速ケースの加工に入ろう。
- by Black-Dog
- at 21:20
comments
はじめまして(*´∀`)
当方のブログへコメントいただきありがとうございます。
アンプの自作ですか〜。凄く興味あるんですが、無知なゆえ手が出せずにいます(笑)
でも、いつか憧れであるMarshallの1987を作ってみたいです(*´∀`)
1Wのアンプいいですね〜。完成記事を楽しみにしています〜
リンクを貼らせていただいてもよいでしょうか?
今後ともよろしくお願いいたします
まぁ様
初めまして。
実は前からブログを拝見しておりました。
実は私、完全など素人です。なのに無謀にもアンプに手を出しておりますw
リンク大歓迎です!
今後ともよろしくです!!