2005年12月30日

PC新調

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今まで自宅で使ってたPentium4 2.54GHz・メモリ1Gな自作PC、やはりDTMにはだんだんきつくなってきた。ということで新調することに。

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いままでIntel系CPUしか使ったこと無かったんだけど(あっ、Macは別ね)、今回AMDなCPUに初挑戦。いろんな関係を調べてみると、今のところ、DTMにはAMD系CPUが人気らしい。で、今回はAthlon64x2 4400+を中心に構成してみた。初AMD&初デュアルコア。う〜ん、素晴らしい...

 CPU:Athlon64x2 4400+
 M/B:ASUS A8N-E
 RAM:1GB×2
 V/C:nVIDIA GeForce 6600 ファンレス仕様
 HDD:250GB×2

こんな感じ。あとケースと電源をプラスして、全部で約15万円也。さーて、組み立てるか! と思ったら、帰省のため時間切れ。4日以降に持ち越し... うずうず...

2005年12月10日

アカイが破産

あの音響機器メーカー、アカイが破産手続きを開始したそうだ。

アカイといえばサンプラーで一時代を築きましたな。昔は欲しくて欲しくてたまらなかったけど、高くて買えなかった。やはりこの破産は、DAW(Digital Audio Workstation)の普及も原因の一つだろうか。サンプラーに続く主力商品を送り出すことが出来なかった故の、この結末。残念なニュースだった。

2005年12月 9日

「蝉しぐれ」 藤沢周平

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私は時代小説を読まない。というか、少々敬遠しているのかもしれない。なぜかは解らないが。今回、知人の強い勧めもあり、また映画「たそがれ清兵衛」をたまたま見て、結構気に入っていたので、小説も読んでみることにした。

海坂藩という架空の藩が物語の中心になっている。山形県の庄内藩をモチーフにしているそうで、藤沢周平の作品にはたびたび登場しているらしい。「たそがれ清兵衛」もそうだった。

主人公である牧文四郎の、少年から大人へと成長する過程の「恋」「友情」「仕事」を描いたストーリー。その中でも「恋」の部分が何ともやるせなく、ほろ苦い。その気持ちが「恋」なのかはっきりしないまま、すれ違いや運命のいたずらによって結実せずに、お互い全く違う世界に進んでしまう。私はこの小説を読みながら、わずかではあるが私にも同じような経験がある、と頷いていた。「あの時こうしていれば」「あのときあんなことを言わなければ」「あのときの彼女の態度はもしかして」とか、半分妄想も入っているかも知れないが、多かれ少なかれ誰でもあるのではないだろうか? 読み終わった後の印象は、「同窓会で、昔好きだった女の子に久しぶりにあって、『あのころ、○○君のことが好きだったんだよ』と言われてしまった」ような感じがした(笑。

現代にほとんど置き換えられる内容なのだが、やはりこの時代、武士には「死」や「戦い」がつきまとう。そういう意味では、要所要所でピリッとした緊張感がメリハリをつけている。でも全体的には「清々しい」空気感がある。

そして何より、ポイントで「蝉しぐれ」の描写が効果的に使われている。「暑い」とか「うだるような」とか、夏の描写は色々あるが、「蝉しぐれが...」という描写だけで、強烈にその場の雰囲気が感じられる。必要最小限の描写で非常に臨場感が出ている。

とても良い作品だった。お奨め。映画も見てみようかな...

2005年12月 6日

「発火点」 真保裕一

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実は今まで真保裕一の作品を読んだことがなかった。簡潔かつ大胆なタイトルと、どれも読み応えがありそうな分厚さで、前から気になってはいた。ということで、私にとってこの「発火点」が初の真保作品である。

はっきり言って、ガッカリした。殺された父親の真相をその息子(主人公)が探っていく話なのだが、その間、被害者家族として好奇の目にさらされ、そのことが原因でひねくれて成長していく主人公のエピソードが大半を占めている。正直、どうでもいい話が多すぎる。この本、半分の厚さでいいのではないか? と思えるほど途中のエピソードが長く、意味のないものになってしまっている。

なぜ父親が、友人に殺されなければならなかったのか? その根本的な原因となるところ、所謂発火点はどこなのか、という肝心要の部分が意外と淡泊で「え? なにそれ? それだけ?」という印象を持ってしまった。もっとドンデン返しがあるのだとばかり思っていたからかも知れないが。

いずれにしても、私的に×。残念。

2005年12月 1日

3〜4日前から左横腹に鈍痛があり、昨日辺りはちょっと「イテテテ...」という感じで痛くなってきたので、本日午前中に総合病院へ。受付で症状を言うと、「○○さん、外科ね」と言われる。ちょっとドキッとしながら待合室。看護婦さんがやってきて「○○さん、どこが痛いの?」と聞くので「左の横っ腹なんですよ」と答えると、看護婦、ハハ〜ンといった表情で、「おしっこに血が混じってるでしょ?」と切り返す。「?... そんなことはないと思うけど...」。この時点で私も「ひょっとしたら」と思い始める。

医者「はい、おなか出して寝てください」「ここ痛いですかぁ?」
俺 「!×○※?△■」
医者「あれ? 石だったらあんまり押しても痛くないんだけどな...」
俺 「(やっぱ石かよ!)」

ということで、尿道結石の疑いあり。ガーン! レントゲンを撮ることに...
案の定、レントゲンにもしっかりとストーン君が写ってます。

医者「まあ、たぶん石だと思うけど、念のため造影剤入れて検査しましょう。」
俺 「あの〜、もし石確定だったら、どういう治療するんですか?」
医者「このぐらいなら何もしなくても自然に出てくるよ。」
俺 「あの〜、出てくるときって、痛いんでしょ?」
医者「そりゃあ、痛いときもあるわなぁ」
俺 「・・・」

この前、取引先の人から尿道結石のおもしろおかしい話を他人事で聞いたばかりだったので、まさか自分が患うとは... 笑い事ではない。診察を受けながら、その人の尿道カテーテルの話や、看護婦に○○○を握られた話とか、ぐるぐると脳裏に巡らせていたのでありました...

はぁ... 明後日に尿道結石かどうか確定する予定... なんてこった...