2008年11月24日

Clark Gainster

Matchress Lightningで使えるブースターが作りたくなり、Clark Gainsterを作った。

CGS.jpg

これ、お弁当箱のような巨大なケースで、中はというと、これまたアンプのようなポイント・トゥー・ポイント配線で、バブリーパーツ満載。しかし、この一個前のバージョンは普通の基板で普通のパーツらしいので、今回は基板バージョンで作ることに。

回路図はこちら。ここは登録制なので登録していないと見られないが、非常におすすめ。私は毎日チェックしてる。で、投稿されているGainsterの回路図を見ると、ほとんど「バッファーを取ったBOSS OD-1」って感じ。ただ、Bottomのコントロールがついていて、OD-1の弱点である低域の弱さが補完できそうな感じで期待大。バッファーが無い分ダイナミックレンジの広さとクリアさが期待できそうだ。

さて、回路図からレイアウトを起こし、早速基板を作成。基板さえ出来てしまえば、後はパーツを半田付けするのみ。

この大きさならHammond 1590Bケースでも充分入るのだが、一回り大きいHammond 1590BBサイズのケースが余っていたので使うことに。

なんかスカスカだが、まあよしとしよう。で、いつものようにインクジェット用シール用紙でラベルを作り、完成。

さて、音の方だが、こんな感じ。ギターはシングルコイルのストラトで、いつものようにSure SM57のオンマイクでで録音。

まずは生音から、次にLEVEL=2時 GAIN=12時 PRESENCE=12時 BOTTOM=12時




BOSS OD-1も以前作ったのだが、OD-1よりもピッキングの追随性がよく、一段クリアな前に出る音だ。奥の方でジャージャーという感じはOD-1そのもの。

次に、LEVEL=2時 GAIN=3時 PRESENCE=2時 BOTTOM=12時




いいねぇ。これはいい。ちゃんと弦の芯が残っていて、なおかつブリッと太い感じ。

最後に、LEVEL=2時 GAIN=MAX PRESENCE=3時 BOTTOM=12時




これ、結構オールマイティーじゃない? これ単体で歪みとして使えそう。ノイズも少ないし。まあ、今回はブースターとして作成したので、早速Lightning君で試してみよう!

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