2009年7月20日

18W SuperLite その5

最近いろいろと忙しくて、ブログの更新をサボり気味・・・

18W SuperLiteだが、とっくの昔に完成していたんだけど、録音する時間が無くて今日になってしまった。

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見た目はLEAD12だが、中身はブリブリのチューブ。う〜ん、かっこいい・・・

子供たちをプールに連れて行った後のけだるいなか、かなりいい加減だけど録音をアップしてみる。

先日変えたばかりのDuncan SHPR-1 P-Railsで弾いてみる。GAINはフルでマスターは12時。トーンはフラット。まずはハンバッカーモード。






思ったよりも歪まないなあ・・・ だけど、マスターを上げていくとブリブリに歪みが増す。こりゃ気持ちいい!

次にP-90モード。





やっぱP-90はいいねぇ。ジャキっとした中に太い芯が通ってる感じ。かなり好みの音。

最後にシングルコイルモード。





うんうん。コレもいいね。

Dr.Z mini Zの時よりも低音がかなり出てる。このあたりがシングルとプッシュプルの差なんだろうか? これ普通にライブに使えるんじゃない? いろいろとブースターを試してみたくなるね。

ということで、コレは相当気に入った! 今までいろいろ作ったが、やっぱMarshallに落ち着いてしまうのだろうか・・・ 早速練習スタジオに持って行こうか!
 
 

2009年6月24日

18W SuperLite その4

残すは配線。

今回POTをGarrett Audioさんとこの16mmを使用。ちょっとケチった。しかし、元々あいているPOTの穴は12mmで、今回使うのが7mm。かなりガバガバなので、こんな工夫をしてみた。

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ホームセンターでアルミ板を買ってきて、7mmの穴を開けて裏からホットボンドで止めた。これでぐらつき無くPOTを装着できる。正面からはこんな感じ。

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さて、配線だ。といっても、配線はそんなに多くない。真空管ソケットは基板に直付けなので、あとは楽ちん。あっという間に終わった。

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さて、どんな音がするのか・・・ サンプルは次回をお楽しみに!
 
 

2009年6月13日

18W SuperLite その3

ちょっとだけ金欠状態から脱出したので、一番金のかかるトランス類を揃えた。

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少しでも安く上げるため、電源トランスはヤフオクで中古を落とした。3,200円なり。NECの超古いトランスで、はじめからリード線がニョキニョキ出ているタイプ。275V-0-275Vで容量も十分。ちょっとでかいんだけど、安かったので目をつぶる。ただ、出力トランスはまともなモノを、と思い、Garrett AudioさんとことのGAMLLOT18を購入。Marshallの18W用で、しかも「おすすめ」の文字もあったので購入。サイトでは1次側のインピーダンスが「?」になっていたが、手元に届いてみると8kΩだった。

さて、必要なパーツは統べて手元に揃ったので、早速シャシーの穴開け加工に入る。伏せ型の電源トランス用に四角の穴を開けなければならないのだが、Lead 12のシャシーは厚さ1.5mmの鉄板。ハンドニプラではとうてい開けられず、仕方ないのでドリルで四隅にのこぎりが入るだけの長さの穴を開け、そこからジグソーを入れて切っていった。非常にしんどかった・・・

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そのほか大きな穴はいつものホールソーで開けていくのだが、一つ開けるとすぐにバッテリー切れ。穴開け〜充電を繰り返していたら、一日半も時間がかかってしまった。しかも、厚い鉄板なのでずれるずれる・・・ ってことで、ようやく穴開け完了。

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あ〜しんど〜
 
 

2009年6月 7日

18W SuperLite その2

ただいま大金欠のため、チマチマと作っている18W SuperLite(Marshall Lead12改)。

本日は基板にパーツを半田付けした。よく考えたら、両面基板って表のパターンと裏のパターンが穴で繋がっている、いわゆる「スルーホール」になっていないとダメじゃん! と今更ながら気づく。スルーホールにする器具がサンハヤトから出てるが、ちょっと高い。現在の金欠状態では買えない! となると、今回は無理矢理いくしかない! 抵抗やリードが両端から出ているモノは裏表でハンダしてしまえばOKだが、厄介なのがでっかい電解コン。実装面にはハンダが出来ない。仕方なく、穴を大きめに開けて、スズメッキ線を通して両面パターンに半田付け。で、ちゃんと導通をチェックしてから電解コンを裏面のみに半田付けした。ちょっとアブノーマルだが、繋がってりゃいいか・・・

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半田付けをしている最中、あちこちにパターンミスを発見。無理矢理カッターで削ったり、いろいろヤリクリしながらようやく装着終了。もっと慎重にレイアウトを作ればよかた・・・ orz

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マロリーを使った以外は、いたってフツーのパーツだ。なんせ金欠なもんで・・・

さて、残るはトランス類。アンプのパーツの中で、コレが一番高い。しかし、トランスをけちるとロクな事はない。ということで、完成はまだ先か・・・
 
 

2009年5月31日

18W SuperLite その1

先日スタジオにMarshall Lead12改(Dr.Z Mini Z)を持って行った。スタジオといっても、練習用に時間貸しをしてくれるライブハウスなのだが。そこには、Marshall JCM2000とかRoland JC120とかが常備されているんだけど、やっぱり5W+10インチでは音圧・音量で負けてしまう。まあ、当たり前なのだが・・・

何とかもっと音量が出て、実用的なLead12改君にならんもんかといろいろと考える。

 だったら18Wのプッシュプルにしてしまえ!

ということで、Mini Zは他のシャシーにノックダウンして、早速入れ替えてしまおう! と思い立ち、いろいろ回路図を漁ってみた。そこで目に付いたのが「18W SuperLite」だ。回路図はココ。最初はLiteIIbを作ろうかと思ったのだが、SuperLiteはトレブル・ミドル・バス(いわゆるTMB)とゲインとマスターがあって、ちょうどLead12とぴったり。Marshall系ということで、作ることにした。

いつも覗いている18watt.com(ちなみにココも会員制)に基板レイアウト図がアップされているのを見つけたのだが、バージョンが違うのでレイアウトが微妙に異なっている。たっだら、そのレイアウト(PCB)を元に、最新v3に改造してやろう、と思い立つ。しかしながら、アップされていたPCBは両面基板。今までは片面の基板しか作ったことがないので、この際両面基板にチャレンジしてやろう! ということで、サンハヤトの両面感光基板を購入。

まずはイラストレーターでアップされていたPCBを裏表トレース。そして、違っているところを修正した。両面になると位置あわせが大変。多少のずれは覚悟してエイヤーで作ってみたのがコレ。

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う〜ん、やっぱりずれてしまった・・・ orz
しかも、今まで作った中で最大の基板サイズ。まあ、致命的なズレではなかったので、このままいくとする。さて、ただいま極度の金欠なので、まったりといくことにしよう。