2006年10月14日

モニター・スピーカー ESI nEar05 Experience

本日ふらりと渋谷のイケベ・パワーレックに行った。ここも秋葉原music voxに並んでモニタースピーカーの種類が豊富で、自由に試聴できる。モニタースピーカーは、現在Fostex PM0.4を使用していて、わりと気に入っているのだが、やっぱりどうしても低音の弱さが気になっていた(まあ、割り切って使う分には十分なのだが...)。

私はいつも、鞄の中にサウンドチェック用の曲を入れたCDを持ち歩いている(というか、鞄に入れっぱなしにしている)。早速あれこれ試聴してみたのだが、一機種、非常に気になるのがあった。というか欲しい!

esi_near05experience.jpg

ESIという聞き慣れないメーカーの「nEar05 Experience」というモデル。かなりコンパクトだが、意外と低音も出る。ハイからローまでバランスの良い鳴りで、定位感も良くフラットな印象。PM0.4に比べればハイの綺麗さは劣るが、バランスがいいので気にならない。裏にバスレフポートがあるので、設置に気をつけなければならないが、セッティング次第では非常に強力なアイテムになりそう。で、ペアで3万円。やすっ!

家に帰って、サウンド&レコーディングマガジンのモニター特集を引っ張り出して見たところ、結構高評価。DiGiRECOのモニタースピーカ特集でもベタ褒め。

いかん、欲しい...

2006年10月10日

スーパーネットギタリストを探せ!

先日、mixiを通じて、「ロックギタリスト養成所」というWebサイトの管理人さんから、私の自作曲の記事を紹介させて欲しいとのメッセージが入った。

この、「ロックギタリスト養成所」というサイト、なんでも、これからギターを始めよう・始めたばかりという人から、中級・上級を目指すアマチュアギタリストの方々に対して、様々な情報発信をするサイトだそうな。覗いてみると、なるほど、基礎練習の方法や各種情報が網羅された、まさに至れり尽くせりの「ロックギター」情報サイトだ。書店にもこの手の本がいろいろ売っているが、わざわざお金を出して買わなくても、このサイトで十分まかなえる。しかも、情報はどんどん増えていくのだから、今後も巷の本以上の情報量が得られるというわけだ。う〜ん、スバラシイ!

その中で、「スーパーネットギタリストを探せ!」という企画コーナーがある。要は、ネット上で自作曲を公開しているアマチュアギタリストを紹介するコーナーだそうで、管理人さんがイイと思った曲のみを随時紹介するのだそうだ。で、なんと今回、晴れて私の曲「eleven」が選ばれた、ということらしい。もちろん快諾。

管理人さんの質問の答える、というインタビュー形式で記事を作成してもらい、掲載されたのがこのページ。全編にわたって褒めまくっていただいて、何だか恥ずかしいのだが、やはり素直に嬉しい。全く面識のない第三者に私の曲を高評価していただいたのが何より嬉しい。また、ギター専門サイトにありがちな「テクニック重視」の評価ではなく、純粋にメロディ・曲の構成・全体的なバランスに対して評価していただいている点が、最高に気に入った! う〜ん! 良く解っていらっしゃる!って感じ(笑)。まあ、私自身、自慢できるほどのテクニックは無いけどね...

私は、自作曲をmuzieというサイトで「T-O-N-O」というハンドルネームで公開している。muzieにはダウンロードカウンター機能が付いていて、公開した曲がどれだけ試聴・ダウンロードされたのかが判るようになっていて、その数を見ながら一人ほくそ笑んでいただけだったのだが、こんな事もあるんだなあ、と感慨深い今日この頃。

もう一つ、今度はまたまたmixiで、「私のテーマ曲を作ってください!」との依頼がっ! ということで次の新曲はそれになりそう。さあ、どんな曲にしようかな?

2006年7月30日

BELDEN 9778

前日導入したモニタースピーカー「FOSTEX PM0.4」、オーディオインターフェイスとつなぐケーブルが、その辺の電気屋に売ってる数百円の赤白プラグでなんともショボかったので、まともなのを買いにアキバの「トモカ電気」に行ってみた。かなりマニアックな店で、今回購入したベルデンやモガミ、カナレなどのケーブル切り売りや、各種プラグが揃っている。マイクなんかも結構高めのコンデンサーマイクが置いてあったり、ボーカル録り用の風防フィルターとか、見てて楽しい物ばかり。

私は普段、ギター用でベルデンの「8412」という型番のケーブルを愛用している。そのサウンドは超ゴキゲン! プラグはもちろんスイッチクラフト製。ハンダは当然KESTER44。切り売りで買って、自分でハンダ付けして作っている。その方が安いし、自由な長さで作れるし。

で、今回のモニタースピーカー用はどうしようかと悩みに悩んで、今まで使ったことのない「9778」をチョイスした。クリアな音質だと言うことで、モニター用にはいいかな? と、試しに買ってみた。この型番も、「8412」に負けじと劣らず人気のあるケーブルだ。プラグはスイッチクラフト製、ハンダはKESTER44と定番の組み合わせでせっせと作る。

BELDEN_1.JPG

BELDEN_2.JPG

さて、肝心の音は...
もう、全然違う! クリア感が段違い平行棒。なおかつ奥行き感も増している。しかも、ダイナミックレンジが上下とも一段広がった感じ。う〜ん、感激。

2006年7月20日

モニター・スピーカー Fostex PM0.4

実は私、今までまともなモニタースピーカーを持っていなかった。大昔、YAMAHAのSY77っていうシンセを買ったときに一緒に買った、同じくYAMAHAのパワード・スピーカーを今の今まで使っていた。「アクティブ・サーボ・テクノロジー」とかで、小さい割には低音が出るスピーカーなのだが、どう考えてもMIX用には使えなかった。なので、MIX時の音調整はもっぱら、

 1. SONYの定番スタジオ御用達ヘッドホン「MDR-CD900ST」で作り込み
 2. いつもリスニング用に使っているDENONのコンポで確認し
 3. さらに、いつもiPodで使っているイヤホン「Etymotic Research ER-4P
   で最終確認

という感じで非常に面倒なことをしていた。まともなモニター・スピーカーが欲しいなぁ、と思っていた矢先、サウンド&レコーディング・マガジンの6月号でモニター・スピーカーの特集記事が載っていて、さらに欲しい度が急上昇していたのであった。

でも、「いいなぁ」と思う物はペアで5〜10万ぐらいする。高け〜よ! 買えね〜よ! ってことで半ば諦めていたんだけど、ふらっと立ち寄ったアキバのmusicvoxに、結構な種類のモニター・スピーカーが展示してあって、しかも自由に視聴可能。いろいろと聞いてみたのだが、やはり気に入った物は高い。パパのお小遣いじゃとても買えません...orz で、自分が買えそうな価格帯をいろいろと試してみたところ、いいのがあった! それが、今回購入した「Fostex PM0.4」である。なんとペアでパワーアンプ内蔵で約1.5万円! やすっ! でもって、サウンドハウス(通称「音屋」)にて購入。

PM04_Pair.jpg

冷静になって考えてみると、自宅(マンション)で、高域から低域まで気持ちよく鳴らした状態でモニタリングした日にゃ、確実に近所迷惑になるだろう。しかも、MIXは夜の作業が圧倒的に多い。そう考えると、「小さな音で、無理のないバランスの良い音が鳴るかどうか」が非常に重要なポイントになる。そう、そんなに「低音」に拘っても仕方がないのである。とは言っても、低音はちゃんとモニタリング出来ないと意味がない。ということで、そんな条件を当てはめて検討したところ、Fostex PM0.4が予算的にも実用的にもヒットしたのである。

FOSTEX_PM0.4.jpg

で、前置きはこのぐらいにしてファースト・インプレッション。

まず、実際机の上に置いてみると、「小さい」。こんな小さいスピーカーでまともに作業できるんだろうか? と、少々不安になってしまったが、早速配線。裏側にRCAピンと、バランスタイプのTRSフォンと2系統の入力がある。両方刺せないことは無いのだが、インピーダンスがおかしな事になってしまって出音が悪くなってしまうので、実質1系統のインプットしか使えない。で、早速音を出してみた感想。

高域はシャリシャリした感じで「透明感」という意味では少々薄い。これはエージングが進んで落ち着くことを期待したい。しかしながら、反応は早いし、「若干気になる」ぐらいのレベルだ。

まあ、最初から期待してはいなかったが、やっぱり低域は弱い。ただ、ベースやキックの芯はしっかり出ているし、分離も非常によい。逆に変な誇張が無い分、素直とも言えるだろう。変にブーミーな低域で音程感が損なわれるよりはよっぽどマシだ。ただ、ツィーターに比べると反応は若干遅めで、スピード感に欠ける気がした。

少し気になるのが中域部分。ボーカルやホーン系の艶っぽい音域がちょっと奥に引っ込んだ感じが見受けられた。これはMIX時に少々気をつけておかなければならないポイントだろう。ただし「若干」なので、それほど気になるというほどでもない。

全体的な感想だが、定位感も良く、小さな音でもバランスが良く、なんたって安い。ルックスも鏡面仕上げで価格の割に高級感がある。セッティングさえ間違わなければ、マスタリング用モニター・スピーカーとして十分運用可能だと思う(あくまでアマチュアレベルだが)。ちなみに、この鏡面仕上げ、スピーカーの位置決めに非常に役立つ。リスニングポイントに座った状態で、スピーカーに自分の顔が写っているのを確認できれば、ちゃんとスピーカーが顔に向いていると言うことだ。ちなみに、このスピーカーはウーハーを耳の高さにした方が良好な結果が得られた。

ということで、一言で言うと「気に入った」。上記のようにウィークポイントは確かにあるが、価格とサイズの事を考えると十分妥協できる範囲だ。それよりも、こんな価格でこの環境が手に入る事の方が驚きだ。各店舗で品薄なのも解る気がする。とても良い買い物だった。

2006年5月27日

新曲!

半年ぶりの新曲が完成!

http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a031673

「eleven」って曲です。無理矢理サッカーに結びつけてます(笑

相変わらずmuzieは重いですわ。よっぽど開発会社がヘボいのか、ハードスペック・回線容量がトラフィックに追いついていないのか... 今時恥ずかしいですなぁ...ブツブツ...

今回はギター録りにLINE6 PODxtを使ってます。最近になってファームウェアがVer up、MarshallのJCM2000が追加されてて、これがまたいい音なんですな。で、嬉しくなっちゃって一曲作ってしまった次第。

PODxt.jpg

バージョンアップで音が良くなったり、アンプモデルが追加されたり、なんかもう凄い時代になったもんですなぁ。エフェクター、というよりはギター専用小型コンピューターですな、こりゃ。18歳ぐらいの時の私に渡してあげたい。今の若者は、ホントに恵まれてますよ。いとも簡単に「良い音」が手に入れられるんですから。

とにかく皆様、投票宜しくね!

2005年12月30日

PC新調

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今まで自宅で使ってたPentium4 2.54GHz・メモリ1Gな自作PC、やはりDTMにはだんだんきつくなってきた。ということで新調することに。

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いままでIntel系CPUしか使ったこと無かったんだけど(あっ、Macは別ね)、今回AMDなCPUに初挑戦。いろんな関係を調べてみると、今のところ、DTMにはAMD系CPUが人気らしい。で、今回はAthlon64x2 4400+を中心に構成してみた。初AMD&初デュアルコア。う〜ん、素晴らしい...

 CPU:Athlon64x2 4400+
 M/B:ASUS A8N-E
 RAM:1GB×2
 V/C:nVIDIA GeForce 6600 ファンレス仕様
 HDD:250GB×2

こんな感じ。あとケースと電源をプラスして、全部で約15万円也。さーて、組み立てるか! と思ったら、帰省のため時間切れ。4日以降に持ち越し... うずうず...