2006年11月 1日

山弦 LIVE in 渋谷C.C.Lemonホール

10/31(火)に、またまた山弦のライブに行ってきましたよ。
タイトルは、
 「山弦の15周年、中年漂流記〜急流、濁流、乗ってケ漂流〜C-SET」
渋谷C.C.Lemonホール(元渋谷公会堂)にて。変な名前(笑)

前回は、同じタイトルの「A(Acoustic)-SET」にいったんだけど、今回のC-SETは、Congratulation-SET。一回限りのお祝いライブ。山弦に縁のあるミュージシャンが15周年のお祝いに駆けつけて一曲、というスペシャルライブだった。サプライズゲストも多数出演! ってことで、かなり期待してた。

今回も運がよく、席は前から4列目のほぼ中央。最近席運がいいな〜。

さて、暗転していきなり萩原健太が登場。本日の司会役だそうな。で、山弦の生い立ち(?)を時系列に紹介していきながらゲストを紹介、というスタイルで進行する。

1.藤井フミヤ(サプライズ)

  True Loveって山弦のギターだったのね... シランかった...

2.ソリッドブラス

  正直彼らは知らない。でもブラスはかっこいいなぁ。すごい迫力!

3.平松八千代(SOY)

  SOYって名前は知ってたけど、曲は聴いたことなかった。すげーよかった。
  CD探そっと!

4.鈴木雅之(サプライズ)

  山弦の二人が、彼のセルフカバーアルバムに参加したそうな。顔でけー(笑)
  アマチュア時代に、大井町のスタジオで佐橋をカツアゲしたそうだ(笑)

5.小田和正(サプライズ)

  佐橋と昔からつきあいがあるそうだ。ふ〜ん。
  ちなみに、「ラブストーリーは突然に」の出だしの「チャカチャカ〜ン」って
  ギターは佐橋だそうな。

6.佐藤竹善

  以前ライブで演奏したホテル・カリフォルニアを再演。その当時の楽譜に、
  小倉が「小樽蟹喰い村」ってタイトルを冗談で書いてたそうな(爆笑)

7.大貫妙子

  彼女は山弦と縁が深い。山弦の曲に歌詞をつけてリリースしているし。
  でも、私はあまり好きじゃない。

8.宮沢和史

  THE BOOMのボーカルですな。意外とかっこよかった。

9.佐野元春(サプライズ)

  佐橋が佐野元春のツアーギタリストで参加してたそうな。
  相変わらずSome Day(笑)

10.スキマスイッチ

  スキマスイッチのアルバムにも山弦が参加してるなんて知らなんだ。
  すげーよかった。ボンバーヘッド!

11.槙原敬之

  前回ツアーでもゲストで出てた。仲いいみたい。
  当日の第一声が「こんにちは〜松本零士で〜す」だったらしい(爆笑)
  で、それに対して佐橋が「宮沢賢治で〜す」と答えたそうな。
  自虐ネタだな...

ということで、6,300円のライブとは思えない豪華ゲストで満腹。
近くの代々木体育館では世界バレーやってたらしいが、こっちの方がいいに決まってるだろ!

2006年9月15日

欲しい物リスト 音楽編

『In Pursuit』 Jesse van Ruller (8/23発売)

Jesse%20van%20Ruller.jpg

今私の一押しギタリスト! 今回はピアノとギターのデュオ。前回はトリオだったので、この次はソロ何じゃなかろうか... で、また日本に来るみたい。ぜったい見に行くぞ!


『Who Let The Cats Out? 』 Mike Stern (8/16発売)

Mike%20Stern.jpg

あのスーパーベーシスト、リチャード・ボナが今回も参加。まあ多分いつもの通りなんだろうけど、やっぱり聞きたい(笑。ジャズ・フュージョンなのかロックなのかよくわからない「クリーントーンで弾いてたんだけどエキサイトしてディストーションペダル踏んじゃいました」系ギタリスト(笑。


『Metheny Mehldau』 Pat Metheny / Brad Mehldau (9/12発売)

metheny%20mehldau.jpg

これも、Jesse van Rullerと同じくピアノとのデュオ。もうメセニーの名前がついてたら何でも買うぞ! 聞かないわけにはイカンでしょう!


『Way Up Tour: Live In Korea』 Pat Methiny Group

metheny%20KOREA.jpg

これはDVD。このツアーは国際フォーラムの2DAYS2日とも見に行った。このDVDは韓国公演。買わなきゃイカンでしょう!


う〜ん、全部欲しいけど金欠じゃ〜

2006年9月14日

山弦 LIVE in SHIBUYA-AX (9/13)

yamagen_1.jpg

雨そぼ降る中、原宿駅から代々木体育館の横をぬけ、トボトボと一人で行ってきた。誰か誘えば良かったな... 山弦と言えば、知る人ぞ知る小倉博和と佐橋佳幸のスーパー・アコースティック・ギター・デュオである。私は山弦のせいで、高価なアコースティック・ギターにのめり込んでしまったのだ。どうしてくれる! 今回のライブは、山弦結成15周年記念ということで、回数も多く、しかもアコースティック曲中心の「A-SET」、バンドサウンド中心の「B-SET」に分かれている。で、私はA-SETを見に行った。B-SETも見たいのだが、金欠で断念...orz

yamagen_3.jpg

SHIBUYA-AXって、1ドリンク制なんだよね。当然私はビール。1杯では足りなかったので追加金払って3杯飲んでしまった(笑。

さて、会場にはいると、ステージには使用するギターがお披露目会のようにずらずらと並んでいる。じっくりと堪能した後、席に着く。前から5列目、ほぼ中央。なかなかイイ席。改めてステージを見ると、大きな液晶モニタが3つあるのみの非常にシンプルなステージ。っていうか、15周年なんだからもっと金掛けろよな!って言いたくなるぐらいの殺風景なステージ。その辺りもいかにも山弦らしいのだが。まあ、変な演出がない分、演奏を聴くのに集中できる、っていうのもあるが...

登場も至って普通。何の演出もない。「どうもどうも!」って感じで登場し、おもむろにギターを抱え、いきなり演奏スタート。で、5〜6曲連続でワーッと演奏。曲は山弦往年の名曲ばかり。私がコピーした大好きな曲もたくさんやってくれたので、ニンマリ見てた。

で、演奏が終わって、いつもの楽しいトークが始まるのかな、と思いきや、なんと「疲れたんで10分休憩します!」って言って引っ込んじゃった(笑。で、もう一杯ビール飲んで、後半突入。後半はパーカッション(なんと女性)が加わって、かなりエキサイト。

一曲目で面白いことをやっていた。ループサンプラー(?)みたいなエフェクターを使用し、リアルタイムに演奏を記録して、それをループで再生し、その上にさらにギターを重ねていく、という、知らない人には「何それ?」って感じのお遊びをやっていた。二人ともギターから手を離しちゃってるのに、音は鳴り続けている。で、その間に二人のギターを交換する、というパフォーマンス付き。私の隣で見ていた女性など、「どうなってるの?」って言ってた(笑。そのエフェクター、俺も欲しくなってきたぞ!(笑

最後のアンコールまで、さすが山弦、時にしっとりと、そして時にハードに、ジャジーに、ブルージーに、縦横無尽のギターを、デュオという形で見せてくれた。私など、間違えずに弾くのがやっとなのに、彼らは間違わないのは当たり前、その上で演奏のツヤというか、表情というか、アーティスティックな表現をプラスしているのだ。もう我々とは次元が違う。あれだけ自由に弾けたら、さぞかし気持ちいいだろうなぁ、と羨ましい気持ちと、イイ演奏を聞かせてもらった、という嬉しい気持ちが重なり、改めて山弦って素晴らしいな、と感じた一日であった。

yamagen_2.jpg

2006年6月 6日

Gary Burton Quartet @ Blue Note Tokyo

先週の土曜日、行ってきましたよ。

PAT METHENY QUARTET ぢゃなくて

「GARY BURTON QUARTET REVISITED featuring PAT METHENY, STEVE SWALLOW & ANTONIO SANCHEZ」

GBQ.JPG

なげー名前だなw ゲイリー・バートンはビブラフォン奏者(いわゆる「鉄琴」)。パット・メセニーが師匠と仰ぐお方だそうな。現にパット・メセニーは、ゲイリー・バートンにその才能を見初められて、彼のアルバムでレコードデビューしてるんだな。

我々は2ステージ目。入場20番目で、PAT側で、しかもメンバーが入退場する通路沿い。こりゃ絶対握手するぞ! って思ってたんだけど、あっさり無視して通り過ぎていきやがった...もっとファンサービスしてくれよーぅ...orz

でも、あんなに近くでPATを見たのは初めて。かなり感動した。演奏も、カルテットというテンションの中でそれぞれが自己主張しあって、スバラシイ内容だった。PATの弾きまくり部分、かなり興奮しました、ハイ。席がPAT側、というのもあって、音のバランス的にはメインのゲイリー・バートンの音よりもPATの音の方がデカかったりw(それはそれで私は満足だったのだがw)

で、所々にライブとは関係ないマイクが立ってて、ドラムとかも異様にマイクが多かった。どうやらレコーディングしていた模様。一緒に行った同僚の友人も、「今回はレコーディングしてるよ」との情報が。リリースが待ち遠しいですな。

で、それぞれの感想。


ゲイリー・バートン(Vib)

「ビブラフォン」という楽器自体、生で演奏を聴いたことが少ないので、ただ単純に「よく叩く鍵を間違えないなぁ...」って感じ。ミストーンとか全然無かったしね。エレガント! 頭の上にビブラフォン用のマイクが2本立ってたんだけど、スタート直後にマレットをそのマイクにぶつけて「ボコッ」って音が鳴ってたw


パット・メセニー(G)

相変わらずもの凄い! でも、弾いてる姿はあまり美しくない。フィンガリングはドタバタだし、ピッキングフォームも何だかぎこちなくてヘンテコ。なのに出てくる音はとんでもなくスバラシイ。いつものアイバニーズのフルアコ(メセニーモデル)と、例のGRのギターシンセを持ち替えて弾いてた。


スティーブ・スワロー(B)

「大丈夫かいな...この爺さん...」という何とも頼りない、たどたどしい感じなんだけど、演奏はスバラシイ。エレアコ・ベースでピック弾きだった。


アントニオ・サンチェス(Dr)

「なんか不満でもあるのかよ!」ってぐらい仏頂面。目つきが鋭いのに口はだらしなく半開き。たぶん、「口を閉じて叩きなさい!」と言ったとたん下手くそになったりして... 決して派手なドラマーじゃないけど、出るところと引っ込めるところをわきまえた、エレガントなドラムを叩いてた。


¥13,650という高額なライブだったけど、満足度は高かったですぞ。最後に4人の顔がプリントされたTシャツを買って帰りましたとさ。

2006年2月15日

パット・メセニー来日決定

去年に引き続き、またまたパット・メセニー様が日本に来ますぞ! 今回はゲイリー・バートンと一緒。ドラムはアントニオ・サンチェスですぞぉ! Blue Note Tokyoで5/26〜6/3と、かなり長めですね。本当は全部行きたいところだけど、今回¥13,650と、ちょっと高めなんで、どう考えても無理っぽいです。

去年は東京国際フォーラム2日とも行きましたけどね。Blue Note Tokyoは、結構間近で見られるので、今からとても楽しみです。絶対握手してもらおっと!