2006年8月27日

エリクサー・フォスファーブロンズ弦

アコースティック・ギター用の弦、いろいろと浮気したけど今はエリクサーに落ち着いている。エリクサーといえば、コーティング弦の草分け的存在。弦が錆びないように、表面に極薄の特殊コーティングが施されている弦だ。今ではダダリオとかディーンマークレーとかでも同じようなコーティング弦がある。で、少し前まではディーンマークレーのアルケミーってのを使ってたんだけど(押尾コータロー使用で有名)、どうもタッチが今ひとつ気に入らない。音はいいのだが、何か運指時に引っかかる感じがするのと、スクラッチノイズが結構大きい。ってことで、結局エリクサーに落ち着いた、という訳。音もまあまあ無難で、タッチはノンコーティング弦とさほど変わらない感じで違和感がきわめて少ない。

ノンコーティングの普通の弦は、どれだけケアしても1週間も経てば錆びて音質も劣化してしまうが、このコーティング弦、下手すると1ヶ月ぐらい張りたての音が持続する。しかも錆びずにピッカピカ。う〜ん、文明ってスバラシイ。1,700円ぐらいと少々高めなのだが、これだけ保てば逆に安い。

そのエリクサーに、新しくフォスファーブロンズ弦が出たことは結構前から知っていたのだが、今回初めて張ってみることにした。

elixir.jpg

フォスファーブロンズだけあって、ブロンズ弦よりきらびやかで品のある音がする(因みに、フォスファーブロンズは通常のブロンズに極少量の燐を混ぜた物)。しかも、ブロンズ弦で見られた「シャリシャリ感」がかなり減って、より通常の弦に近づいた感じ。こりゃいいね! これからはデフォでこれだね!

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